Wednesday, September 23, 2026
山田利也・清水沙良がチーム優勝 スノーリーグ世界選抜カードローナ大会

山田利也・清水沙良がチーム優勝 スノーリーグ世界選抜カードローナ大会

ニュージーランドのカードローナで行われたスノーリーグ世界選抜(ワールドチャレンジ)が19日に閉幕。山田利也と清水沙良が所属するチーム「チャレンジャーズ」が総合優勝を果たした。

悪天候でセミファイナル結果が最終成績に

ニュージーランドのカードローナ・アルパインリゾートで19日(土)、スノーリーグの「ワールドチャレンジ」が閉幕した。悪天候の接近によりセミファイナル終了後に競技が打ち切られ、その結果が最終順位として採用された。チーム「チャレンジャーズ」は日本の山田利也(スノーボード・ハーフパイプ)と清水沙良(同)、ニュージーランドのフィン・メルヴィル・アイブス(フリースキー男子)とミーシャ・トーマス(同女子)の4人で構成され、総合3勝1敗で頂点に立った。優勝チームには賞金2万米ドルのほか、各選手に出場費5000米ドルが支払われる。

山田、スピンキャップ制でマックツイストを決める

山田はセミファイナルで、今大会の特徴的なルール「720度スピンキャップ」(セミファイナルでは720度以上の回転を禁止)を活かした創造的な滑りを披露した。マックツイストとスイッチ・マックツイストを組み合わせた走りで男子スノーボード部門を制し、チームに貴重な1勝をもたらした。ミラノ・コルティナ2026冬季五輪の銅メダリストであり、スノーリーグ・シーズン1の準優勝者でもある山田は、高回転よりも表現力を重視するスタイルが評価されており、今大会のフォーマットはその強みを最大限に引き出す舞台となった。

清水はカステジェットに次ぐ準優勝

清水は女子スノーボード部門でセミファイナルに臨み、スペインのケラルト・カステジェットに敗れて準優勝となった。スピンキャップ制に合わせたスタイルでステールフィッシュ・クリップラーなどの技を披露したが、惜しくも部門制覇には届かなかった。それでも他の3部門でチームが勝利を収めたため、チャレンジャーズの総合優勝が確定した。

フリースキー部門では、メルヴィル・アイブスが今年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪で鎖骨骨折を負ってから約8カ月ぶりに実戦復帰。地元カードローナの観客の前でノースアメリカチームのハンター・ヘスを下し、地元ファンを沸かせた。「スピン以外のアプローチでハーフパイプの新しい競い方を示せた」とメルヴィル・アイブスは語った。女子フリースキーではトーマスがスイッチ・アレイオップ・フラット540を決めてチームの3勝目を挙げた。

スノーリーグ・シーズン2は今後も北半球の冬に向けてイベントが続く予定。山田にとっては昨シーズンに続く存在感を示す結果となり、清水も次戦での巻き返しを誓う形となった。

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