300時間超の中継体制——NBCとPeacockが包括契約を発表
NBCスポーツと全米フィギュアスケート連盟(U.S. Figure Skating)は9月17日、2026-27シーズンにおける包括的な放送・配信スケジュールを正式に発表した。NBCおよびその系列チャンネルが30時間以上の放送枠を確保するほか、ストリーミングサービスのPeacockはグランプリシリーズから世界選手権まで全大会・全種目・全選手の演技をライブで配信すると明言した。両者合計で300時間以上の中継が予定されており、フィギュアスケートのメディア体制としては過去最大規模となる。
グランプリシリーズ:10月開幕、最終戦は東京NHK杯
2026-27グランプリシリーズの第1戦は10月23〜25日にフランスのアンジェで幕を開ける。11月13〜15日にはワシントン州エバレットで「Saatvaスケートアメリカ」が行われ、シリーズのクライマックスとして注目を集める第6戦・NHK杯は11月27〜29日に東京・京王アリーナ東京で開催される。各戦の成績上位者が出場するグランプリファイナルは12月10〜13日、中国・重慶で行われ、年内のフィギュアスケートカレンダーを締めくくる。
全米選手権・世界選手権のスケジュール
国内最高峰の全米選手権は2027年1月4〜10日にユタ州ウェストバレーシティで実施される。NBCとPeacockはこの大会も全面中継し、世界への出場権争いをリアルタイムで届ける。シーズンのフィナーレとなる世界選手権は3月17〜20日にフィンランドのタンペレで開催される予定だ。
今シーズンは2月のミラノ・コルティナ冬季五輪でアリサ・リウ(米国)が女子シングル金メダルを獲得し、22年ぶりに米国女子が頂点に返り咲いたばかり。五輪後初の本格的な国際シーズンとなる2026-27年は、五輪組の主力選手がグランプリシリーズで激突する場面が相次ぐ見込みで、東京でのNHK杯は日本のファンが生観戦できる最大の機会となる。日本代表選手の派遣大会については、日本スケート連盟の公式発表を参照されたい。