Wednesday, September 23, 2026
中村直輝が夏季グランプリ総合優勝 宮島は女子銀メダル

中村直輝が夏季グランプリ総合優勝 宮島は女子銀メダル

スキージャンプ夏季グランプリ第3戦ラスノフ大会(ルーマニア)で中村直輝が男子個人第1戦を制し、シリーズ総合優勝を確定。女子では宮島リンゴが銀メダルを獲得した。

中村、ラスノフで勝利し総合タイトルを確定

ルーマニア・ラスノフ — スキージャンプの2026年FIS夏季グランプリ第3戦が9月19〜20日にラスノフのHS97ヒルで開催され、日本の中村直輝が土曜日の男子個人戦を制し、シリーズ全体の総合優勝を確定させた。中村は1回目93メートル、2回目96メートルを記録し、残り2戦を残した状態で他の選手の追い上げが不可能な点差をつけた。

土曜日の表彰台は、2位にアメリカのジェイソン・コルビー(89m・90.5m)、3位にノルウェーのクリストファー・エリクセン・スンダール(89m・89.5m)が入った。中村はウィスワ(8月1〜2日)とクールシュヴェル(8月8〜9日)でもそれぞれ2勝を飾っており、今大会の土曜勝利がシリーズ通算5勝目。圧倒的な安定感で他を寄せ付けなかった。

日曜日の男子個人戦ではコルビーが雪辱し、91メートルと93.5メートルで合計244.9ポイントをマークして優勝。すでに総合タイトルを手にしていた中村は7位に入り、冬季ワールドカップへのエネルギーを温存した。

宮島が女子で銀メダル獲得

女子競技では土曜日に歴史的なシーンが生まれた。ポーランドのアンナ・トヴァルドシュが96メートルと90メートルを跳び、夏季グランプリの女子個人戦でポーランド勢初優勝を達成。そのトヴァルドシュに次いで2位(銀メダル)に輝いたのが日本の宮島リンゴだった。中国の董冰(ドン・ビン)が3位に入り、アジア勢が表彰台を独占する形となった。

日曜日もトヴァルドシュが2連勝を果たし、ルーマニア大会の女子2戦を全勝で締めくくった。女子の総合ランキングは最終戦(10月24〜25日、ドイツ・クリンゲンタール)までもつれる見込みで、宮島にとっても上位争いの好機が残っている。

中村の夏、そして冬へ

中村は夏季グランプリの全4戦(ウィスワ、クールシュヴェル、ラスノフ、クリンゲンタール)のうち既に5勝を積み上げ、今季の男子ジャンプ界で最も安定した成績を残した。クリンゲンタールは10月24〜25日に開催され、夏シーズンの総括となる。FISワールドカップは11月に開幕予定で、中村は圧倒的な自信を持って本シーズンに臨む。

関連記事

最新情報をお届け

毎朝、ウィンタースポーツの最も重要なニュースをお届けします。

トピック