リンゼイ・ボンがコルティナ・ダンペッツォで復帰への重要な一歩を踏み出した。
元アルペンスキー世界女王のリンゼイ・ボンが、左膝前十字靭帯損傷からの復帰に向けてコルティナ・ダンペッツォで練習走行を完走した。膝にブレースを装着しながらも、この伝説的なコースで安定した滑りを見せた。
ボン自身は膝の状態について「強さを感じている」とコメントしており、スキーを続けてきたことを明かしている。グランデ・コルヴェーの難所では10分の1秒のタイムアドバンテージを記録し、技術的な精度の高さを証明した。
コルティナでの輝かしい戦績
コルティナ・ダンペッツォは、ボンにとって特別な意味を持つ会場だ。これまでに同コースで12勝を挙げており、そのうち6勝はアルペンスキーのダウンヒル種目での勝利となっている。この圧倒的な戦績は、彼女がこのコースの特性を熟知していることを物語っている。
今回の練習走行では、ロメロセクションで若干のミスがあったものの、フィニッシュエリアの起伏を飛び越えてゴールを切った。最終ジャンプでのハードランディングはあったが、チームメイトのブリージー・ジョンソンからハグで迎えられ、復帰への第一歩を無事に完了した。
ミラノ・コルティナ2026への道のり
この練習走行の成功は、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向けた重要なマイルストーンとなる。ACL損傷という重傷からの復帰は決して容易ではないが、ボンの経験と技術、そして不屈の精神が今回の滑りに表れていた。