男子フリー:海老原が4位から3位へ浮上、銅メダル獲得
ジュニアグランプリ(JGP)2026-27シーズン開幕戦・西安大会は8月22日(土)に全競技を終了した。男子シングルでは、日本の海老原大也がショートプログラム(SP)終了時点の4位から巻き返し、フリースケーティング(FS)での好演技を経て合計219.76点で銅メダルを獲得した。今シーズン初戦での表彰台は、12月に行われるJGPファイナル進出に向けた重要なポイントとなる。
金メダルは開幕から首位を維持していたロシア中立選手(AIN2)のレフ・ラザレフが250.21点で圧倒的な強さを見せて獲得。SP終了後のリードを守り切り、2位の李彦豪(Yanhao Li、ニュージーランド、230.89点)に約19点の差をつけて優勝した。李彦豪は2024年JGPタイランド覇者で、ニュージーランドの男子選手としてJGPの表彰台に上がった史上初の選手となった。SP終了時に5位につけていた岡崎選手は最終順位でトップ3入りを逃した。
女子:ジェプカが四回転で制圧、中国勢が2〜4位を独占
女子シングルは、ロシア中立選手のソフィア・ジェプカ(AIN2)が213.28点で優勝。ジェプカは今大会でも四回転トウループを成功させており、国際競技会で四回転ジャンプを認定された女子選手として世界で17人目に名を連ねている。SP首位から盤石な戦いを見せ、2位との差は23.71点に達した。
銀メダルは中国の劉宇軒(Liu Yuxuan)が189.57点で獲得。靳舒賢(Jin Shuxian)が188.80点で銅、靳琛熙(Jin Chenxi)が183.94点で4位と、2位から4位を中国選手3人が並んで占める結果となった。3選手の得点差はわずか5.63点で、フリースケーティング終了時には2位から4位を中国勢が独占するという結果になった。
ペア・アイスダンスの結果
ペアでもロシア中立のポリナ・シェシェレワ/エゴール・カルナウホフ(AIN2)が優勝。中国ペア2組が銀・銅メダルを獲得し、中国代表団の勢いを後押しした。アイスダンスは、リズムダンス終了後から首位を守っていたマリア・フェフェロワ/アルチョム・ワロフ(AIN2)が合計162.16点で金メダル。イタリアのビアンキ/バジーレ(154.25点)が銀、カナダのホミック/ビュロー(143.68点)が銅となった。西安大会では4種目すべての金メダルがロシア中立選手に渡った。
JGPシリーズの今後
西安大会での銅メダルにより、海老原はJGPファイナル(12月開催予定)進出に向けて有利なポジションを確保した。ラザレフと李彦豪も同様に高得点でシーズンを出発しており、両選手がファイナルで再び顔を合わせる可能性は高い。JGPシリーズは9月中旬に第2戦を迎える。