ヴォダンが第2戦を制す、伊藤有希が2位入賞
8月2日(日本時間同日深夜)、ポーランドのヴィスワで行われたスキージャンプ夏季グランプリ女子第2戦で、スロベニアのニカ・ヴォダンが優勝した。2位には日本の伊藤有希、3位にはノルウェーのシリェ・オップセットが続いた。ノルウェー代表として参戦するフランス出身のジョゼフィーヌ・パニエは4位だった。
伊藤はワールドカップで長年にわたって上位争いを続けてきたベテランで、夏季グランプリでの表彰台はその技術の安定性と経験の深さを改めて示す結果となった。第2戦のスキーマットコンディションでの飛距離は公式記録として集計中だが、2位確定は揺るぎないものとなった。
前日はクリネツが優勝——スロベニア2日連続トップ
ヴィスワ大会の第1戦(8月1日、土曜日)は、ヴォダンの同国選手エマ・クリネツが制した。クリネツが1位、オップセットが2位、パニエが3位という結果だった。続く第2戦でヴォダンが頂点に立ち、スロベニア勢が2日連続でトップを独占する形となった。
ヴォダンはもともとニカ・クリジュナルとして知られていたが、結婚後「ヴォダン」として競技に参加している。2020–21シーズンにワールドカップ総合を制し、2022年北京五輪では女子ノーマルヒル個人で銅メダルを獲得。そして今年2月のミラノ・コルティナ五輪ではスロベニアの混合団体でチームとして金メダルを獲得した。夏季グランプリを個人でも制覇する力は十分に備わっている。
女子GP総合:ヴォダン150点でリード
2戦を終えた女子夏季グランプリ総合順位は以下の通り。1位:ニカ・ヴォダン(スロベニア)150点、2位:エマ・クリネツ(スロベニア)145点、3位:シリェ・オップセット(ノルウェー)140点、4位:ジョゼフィーヌ・パニエ(ノルウェー)110点。スロベニア勢がトップ2を占める形となり、その力強さが際立つ。
次戦は8月8日(土)・9日(日)にフランス・アルプスのコルシュヴェルで行われる夏季グランプリ第2ステージ。伊藤にとっても、総合ポイント争いに本格参入するために欠かせない2日間となる。コルシュヴェルで開かれる女子大会はフランスを地元とするパニエにとっても特別な舞台になるが、彼女は今シーズンからノルウェー代表として出場している。ヴォダンは総合首位のまま第2ステージへと臨む。