Tuesday, August 25, 2026
夏季GP開幕:コットが地元ヴィスワで9年ぶりの電撃優勝

夏季GP開幕:コットが地元ヴィスワで9年ぶりの電撃優勝

マチェイ・コット(ポーランド)が8月1日のヴィスワ夏季グランプリ第1戦を271.7点で制し、2017年2月以来約9年半ぶりの国際トップレベル優勝を達成した。

コットが271.7点で制覇――9年半の沈黙を破る

スキージャンプ2026年夏季FISグランプリ第1戦が8月1日(土)、ポーランドのヴィスワ・HS134アダム・マリシュ台で行われ、地元のマチェイ・コット(ポーランド)が1本目127.5m・2本目132.5mで合計271.7点を記録して優勝した。コットが国際トップレベルで勝利を挙げるのは2017年2月以来、約9年半ぶりの快挙となった。

「全く予想していなかった。今日は本当に厳しかった。今季最高の飛躍を見せようと思っていたが、トップ10どころか優勝に届くとは夢にも思わなかった」と34歳のベテランは語った。自身の名を冠したわけではないが、アダム・マリシュの名を持つホームヒルで、コットにとって格別の一勝となった。

バハリンガー2位、ストッホ3位――0.1点の大接戦

2位にはニクラス・バハリンガー(オーストリア)が268.5点で入った。1本目・2本目ともに130.5mの安定したジャンプを披露した。3位には同じく268.4点でカミル・ストッホ(ポーランド)が続き、2位との差はわずか0.1点という僅差だった。ストッホの飛距離は126mと130m。4位にジガ・ジェラル(スロベニア)、5位にロブロ・コス(スロベニア)が続いた。ポーランドとスロベニアがともに複数選手を上位に送り込んだ形となった。

今大会では、FISが今シーズンから導入した厳格なジャンプスーツ規定違反により複数の選手が失格処分を受けた。新規定は空力的に不正なスーツを排除することを目的としており、審判団は今大会を通じて厳格に運用した。この方針は今後の夏季グランプリ全戦にわたって継続されると見られる。

ドイツ勢はロス16位――主力はクールシュヴェル狙い

ドイツはルカ・ロスを中心とした若手・育成中心のチームで臨み、ロスが16位、アドリアン・ティッテルが24位に終わった。カール・ガイガー、アンドレアス・ウェリンガー、ピウス・パシュケ、フィリップ・ライムント、フェリックス・ホフマンら主力は今大会を欠場し、8月8〜9日にフランス・クールシュヴェルで開催される第2戦に照準を合わせている。女子もゼリーナ・フライターク不在で、ユリアーネ・ザイファルトらがヴィスワに出場した。

翌8月2日(日)にはヴィスワ第2戦が行われる(女子予選11:30、男子決勝14:45)。その後、夏季グランプリはクールシュヴェルへと移動し、コットら今大会上位陣と欠場組の強豪が激突する第2ラウンドを迎える。

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