イタリアのアルペンスキー界のレジェンド、ドミニク・パリスが、最後のオリンピックで念願の初メダルを獲得した。
35歳のパリスは、地元イタリアで開催されたミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックで銅メダルを獲得し、5度目のオリンピック挑戦でついに表彰台に立った。世界選手権で6つの金メダルを含む輝かしいキャリアを誇るパリスにとって、オリンピックメダルは長年の悲願だった。
リビーニョのカーサ・イタリアで祝福を受けたパリスは、感動的な言葉でメダル獲得の瞬間を振り返った。「3位でゴールした後も、まだ他の選手たちを待たなければならなかった。自分を順位から押し下げる可能性があったからね。レースが終わったとき、ようやく自分が成し遂げたことを実感した」と語った。
パリスにとって、地元イタリアでのメダル獲得は特別な意味を持つ。「メダルを持ってここにいられることが素晴らしい。今は皆で祝おう」と、集まった大勢のファンに向けて笑顔を見せた。
ファンへの感謝と特別な思い
長年にわたりイタリアアルペンスキー界を牽引してきたパリスは、ファンの存在が自分の原動力だったと強調した。「ファンは感動を求め、さらに何かを与えようと、もう一つリスクを取ろうと後押ししてくれる。それが私をいつも大きく動機づけてきた」
特に、自分が愛する地元のコースでメダルを獲得できたことに深い喜びを表した。「自分がこれほど愛するコースで、地元でメダルを持ち帰ることができた。私にとって最大の喜びは、ファンが与えてくれたものをすべて返すことだ」
5度目の挑戦で実現した夢
パリスは5度のオリンピック出場を経て、ついに表彰台の夢を実現した。「ようやく取ることができた。5回挑戦して、今回は素晴らしかった」と感慨深げに語った。
世界選手権やワールドカップで数々のタイトルを獲得してきたパリスだが、オリンピックメダルは特別な意味を持つ。「これまでのキャリア全体が素晴らしいものだった。この夢を実現するために空けておいた場所がある。そこにメダルを置いて、そのままにしておく」
最後のオリンピックで悲願を達成したパリスは、イタリアスキー界の歴史に新たな1ページを刻んだ。地元の大観衆の前で獲得した銅メダルは、彼の輝かしいキャリアの集大成となった。